高橋健太 /NICK NEEDLES( 宇都宮 )

- 2009 エスモードジャポン卒業、ニックニードルズをスタート
- 2012 拠点を宇都宮に移す
- 2013 アトリエ兼ショップSONAR オープン
- 今回はニックらしい都会的なイメージを藍染の布に落とし込み、新しい藍染のスタイルを提案します。
日時:2015年9月22日(火)〜10月12日(月) 場所:宇都宮PARCO3F特設会場 入場:無料 ショーで使用した衣装の展示や、小物の販売を行っています。
日時:2015年9月26日(土)13:30〜、19:00〜 場所:益子焼協同組合(栃木県芳賀郡益子町4352-2) 観覧:立見席無料(先着順) ※ご協賛頂いた方向けに特別招待席をご用意しています ※雨天決行
本企画では、藍染の布を使ってデザイナーが服をつくり、それを一般の人に着て貰い、様々な人を巻き込みながらファッションショーを行うことで、藍染文化を継承させるきっかけをつくるとともに、伝統工芸の枠組みを超えた未来に向けた新たな藍染の在り方を提案します。 また、日下田藍染工房を、栃木の大きな魅力の一つとして発信することで、一人でも多くの方に “自分たちの住むまちの魅力を知る楽しさ” を感じていただけるのではないかと考えています。
江戸の時代にまでさかのぼると、藍染の“もの”は、まちに溢れていました。着物、浴衣、仕事着に始まり、 商店ののれんや、風呂敷などのあらゆるものが藍で染められていました。そういった背景から、現代でも日常的に使えて、長く愛着のもてる服や小物を「デザイン」する事で、ファッションショーを通して、「藍がまちに溶け込んでいる未来」を提案できるのではないかと考えました。
みなさんは、益子焼きの器で有名な栃木県の益子に、日下田藍染工房という200年以上前から続く染め物屋さんがあるのをご存じでしょうか? かやぶき屋根の作業場は栃木県の有形文化財に、9代目である日下田正さん自身は、無形文化財に指定されています。
200年守り続けられている染めの手法に、日々の試行錯誤による研究の成果が重ねられ、『益子染め』とも呼べるような、世界に通用する藍染めの布が生みだされています。
綿や糸、布を藍甕の中に浸けます。数分漬け込んだら引き上げて空気にさらし、一晩ほど水につけてから洗い流し天日で乾かします。太陽の光で布を乾かす必要があるため藍染は天気仕事なのです。
工房の織りは、まず畑で原料となる綿を栽培するところから始まります。何故、手間のかかる原料作りからやるかというと、今、日本ではほとんど綿が作られていなく、ほぼ100%近くが輸入になっています。綿作りから数年がかりで一枚の布に仕上げた布に「益子木綿」という名前をつけ、日々、益子の土地に根ざした布作りをしています。
藍染した木綿とシルクの糸を合わせています。繊細でまろやかな輝きがあります。
栃木県内外の、年齢やブランドのテイストが異なるデザイナー達が、服を製作します。
本企画では、個人さま・企業団体さまからのご協賛を募集しております。
何卒ご協賛賜れますよう心よりお願い申しあげます。
〒320-0804栃木県宇都宮市二荒町 8—15 KAMAGAWA POCKET(AISOME実行委員会事務局係)